目次
- YouTuberになれる,Ubuntuでパソコンの画像を動画として録画する(Peek)
- デスクトップ録画アプリのPeekをインストールする
- Peekでデスクトップの操作を録画する
- 音声を合成して,YouTube用の動画を作成する
1.YouTuberになれる,Ubuntuでパソコンの画像を動画として録画する(Peek)
こんにちわ。
今回はUbuntu,Lubuntuでパソコン画面での操作を動画として録画する方法を紹介します。
顔出しなしでYouTube動画を制作する際,パソコンの画像を駆使しますよね。
今回紹介するアプリ,peekは顔出しなしのYouTube動画制作にもってこいのアプリケーションです。
でもね,画像・動画の録音のアプリであって,音声が入ってないんだわぁ。
本ブログの最後には,少々原始的な方法になりますが,制作した動画に音声を追加する方法を紹介しますね。
もっと良い方法があれば,教えてくださいね。
それでは説明を始めますね。
2.デスクトップ録画アプリのPeekをインストールする
Peekをインストールしましょう。
あれ?
Ubuntuのソフトウェアを探したけど・・・ない!
なぜか分かりませんがUbuntuのソフトウェア内にはありません。お宝発見か(笑)
よしググっちゃえ。
見つかったページはこちら⬇
少し読み進めるとLinuxの各ディストリビューションへのpeekのインストール方法が記載されています。
具体的には端末(ターミナル)で,以下のコマンドを順番に実施していきます。
パスワードを聞かれたら入力してくださいね。
$ sudo add-apt-repository ppa:peek-developers/stable
$ sudo apt update
$ sudo apt install peek
⬇インストール時の画像です。
以上の操作が完了すると,左下のアプリ選択ボタンの中にpeekが追加されています。
特に再起動はいりません。
よし!
使ってみよう。
3.Peekでデスクトップの操作を録画する
ここからは実際にpeekを使ってみますね。
アイコンから起動すると以下の画像のような小さめの窓が開きます。
この窓が録画される範囲になります。
窓の大きさは自在に変更できますよ。
違うアプリの作業中は結構じゃまになるので,通常は小さくしておいて,実際に録画する時点で窓の大きさを必要なサイズにすれば問題ないかな。
よし,次は実際に録画してみます。
左上の緑のボタン横のプルメニューから,動画の保存形式を選択できます。
保存形式は以下の画像を見てください。
一般的は保存形式としてMP4を選択すればいいんじゃないかな(詳しくないから割愛です)。
録画開始はデフォルトで,Ctrl+Alt+R です。
また停止は左上のボタンが赤色に変わるので,それをクリックすると録画終了です。
もう一度,Ctrl+Alt+R を押すことでも録画停止になりますが,赤ボタンのクリックの方が使いやすい。
保存する場所を聞かれるので指定します。
実験的に動画等を録画してみましたが,かなり処理が重いよう。
動画再生で負荷がかかるうえに,動画を録画するとぼくのPCはパンクしそうな感じ。
高スペックのPCであれば,きっと問題ないだろうのレベルです。
いろいろ試してみてくださいね。
参考に,実際に録画した動画です⬇
4.音声を合成して,YouTube用の動画を作成する
通常,peekの活用方法はここまでなのですが,もう一歩踏み込んでみましょう。
顔出しなしのYouTube用の動画を作りたいのだが,どうやって音声なしの動画に音声をいれれば良いのか。
この疑問に対して,1つの提案をしますね。
⬇原始的な方法ですが,ボイスレコーダーを使えば良さそうです。
以前紹介したKdenliveを使用すれば,動画データと音声データの合成は可能でしたね。
次は動画と音声を合成することを前提とした場合,動画作成をどのように進めればよいでしょうか。
2つ方法を説明しますね。
1つ目は動画の録画と同時に,ボイスレコーダーの録音ボタンを押します。
PC操作と音声解説を同時進行で進めていき,全て終わったら録画,録音ともにに終了します。
こうすれば同期が容易にとれますので,効率的ですね。
Kdenliveで,動画・音声データを合成して仕上げてくださいね。
2つ目はそれぞれ別々に記録していく方法。
どちらかと言えば,録音が失敗した場合に使えるかな。
あとづけで動画を見ながら解説をボイスレコーダに吹き込んでいくイメージになります。
解説がむずかしいかもしれませんが,完成度を若干低めに考えれば可能な方法でしょう。
⬇2つ目の方法で実際に音声,動画データを合成しましたので参考にご覧くださいね。
いかがでしたか。
今回紹介したpeekと,Kdenliveの組み合わせで,技あり1本といったところでしょうか。
ぼくも含めてYouTubeに参加していなかったあなたも,これでYouTuberになれるかも。
それでは,人間万事塞翁が馬。人生,何事も楽しみましょう!
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