Ubuntu,Lubuntuでこれだけは覚えてほしいコマンドライン(随時更新)

目次

  1. アップデートとアップグレード
  2. フリーズ時の対応
  3. 再起動,強制終了
  4. タッチパッドのONOFF(特にLubuntuで重要)
  5. フォルダの確認と移動(ディレクトリの確認と移動)
  6. ファイルの内容を確認

1.アップデートとアップグレード

 

こんにちわ。本ブログでは,Ubuntu,Lubuntuの役に立つ使い方を紹介しています。Ubuntu,Lubuntuは,OSを含めた全てのアプリケーションが無料で使えて,かつ,数世代前のPCでもスムーズに動作する非常に優れものです。

 

旧PCの有効活用で,新PCを購入するまでのつなぎに,小中高生のウェブ活用に,LINE,Skype,動画・音楽のダウンロードと再生やDVD鑑賞に,また,ゲームや私のようなブログ作成に,さらにはプロ顔負けの動画編集に,といろいろと楽しめますので,ぜひ,このブログをご覧になり,Ubuntu,Lubuntuの様々な可能性を感じてください。

 

さて,ここでは実は簡単なのに,Ubuntu,Lubuntuを難しい印象付けている端末(ターミナル)でのコマンド操作について紹介します。

 

ここで紹介するものは,最低限として知っておいてほしいものばかりです。これだけ知っておけば,あとはウインドウ上で操作をすれば良いと考えてください。

 

もう難しいなんて言わせませんよ。

あと,このページは随時更新型として,ふと気がついたことがあれば,追加していきますので,時々確認してくださいね。

 

まずは,アップデータとアップグレードです。

それぞれ,別々にできますが,面倒なのでいつもまとめて行いましょう。

コマンドは以下の通りで,$以下をコピペして貼り付けていただければ,OKですよ。

(&& これは アンドアンドです。キーボード数字の6の記号です)

 

$ sudo apt-get update -y && sudo apt-get upgrade -y

 

入力後,パスワードを入れてくださいね。

sudoって管理者のことです。

管理者が操作していて,パスワードはこれ〜と言っているのですね。

別々にやりたければ,

 

$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get upgrade

 

時々,不要になったファイルがあるよって,表示されます。

その表示に従って,以下のコマンドで不要になったファイルを削除します。

 

$ sudo apt autoremove

 

 

2.フリーズ時の対応

 

⬇こちらを参照ください。

ubuntuのフリーズを解決する(固まった時にどうするか)

 

固まってしまったら,

 

Alt + Ctrl + F2 or F3 or F4(PCによってファンクション番号は異なるので適当に押してみる)

 

真っ黒な画面になったら,IDとPWを入力して,

 

$ ps aux

 

現在,起動しているアプリ等が全て表示されるので,各タスクの番号を強制終了します。

 

$kill  4桁の番号  ○○○○  ○○○○ とスペースを挟んで,複数の数値を入れてもOK

または,

$ kill -kill 4桁の番号

 

元の画面に戻す時は,

 

Alt + Ctrl + F1 or F7等 (PCによってファンクション番号は異なるので適当に押してみる)

 

あれぇ,まだ,フリーズしたままだった。

なら,この作業を繰り返して,フリーズしているタスクを停止するまでやりましょう。

 

3.再起動,強制終了

 

2.で説明した真っ黒な画面でも,再起動,強制終了の入力は可能です。

まず,再起動です。

 

$ sudo reboot

 

次は強制終了です。

 

$ sudo shutdown -r now

4.タッチパッドのONOFF(特にLubuntuで重要)

 

タッチパッドのONおよびOFFの操作です。

Ubuntuでは,設定の中でタッチパッドの入切の設定ができますので,これはLubuntuで重要なコマンドになります。

 

タッチパッドONはこちら⬇

 

$  synclient touchpadoff=0

 

タッチパッドOFFはこちら⬇

 

$  synclient touchpadoff=1

 

⬇詳細はこちらです。

Lubuntuで,タッチパッドを入り切りする

 

 

5.フォルダの確認と移動(ディレクトリの確認と移動)

 

これは頻繁に使うコマンドです。

 

しっかりと覚えて使ってくださいね。

 

まず,フォルダの下階層の確認はlsです。

 

$ ls

 

 

下階層に移動するコマンドは cd です。

 

$  cd フォルダ名

 

フォルダ名ですが大文字と小文字の区別が必要です。

また,以下の通り日本語入力もできます。

 

lsで下階層のフォルダを確認して,cd ファイル名でフォルダの移動をしていきます。

 

上階層に戻りたいときはファイル名の代わりに . . (ピリオド×2)

 

$ cd ..

 

ホームに戻りたいときはcdだけを入力します。

 

$ cd

 

6.ファイルの内容を確認

 

次はファイルの中身を端末内で表示させる方法です。

 

これを知らなくてもgeditやleafpadのテキストエディタで開けばいいんだけどね。

 

コマンドはcatです(猫ちゃん)。

 

$ cat ファイル名

 

 

test1.txt の内容をtest3.txt に上書きする時は,

 

$ cat test1.txt > test3.txt

 

test1.txt の内容をtest3.txt に追記する時は,

 

$ cat test1.txt >> test3.txt

 

  

現状はここまでです。

 

いかがでしたか。

 

コマンドライン自体はあまり使うことがないかもしれませんが,最低限のコマンドは覚えておいて損はない。

 

Ubuntuのクリエイティブライフを目指して覚えましょうね。

 

それでは,人間万事塞翁が馬。今日も1日,楽しみましょう!

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