1.英語学習の再開
約2ヶ月ブログ更新を中断して,TOEICの学習に専念しておりました。
TOEIC満点の通訳の先生に,直接,学習方法を指導して頂きながら,約2ヶ月学習しましたので,今後の自分自身の学習のため,また,この記事を検索して頂いた読者に向けて,TOEICの学習方法を整理しておきます。
なお,私は中学,高校の6年間,英語の塾に通い,英語を得点源として,理系の受験を有利に進めてきました。
大学時代には,語学留学を1ヶ月しており,その時に英検2級を取得しております。
その後,社会に出てからTOEICを受け,540点くらいだったのを最後に,英語の受験は受けておりませんでした。
なぜ,再び英語を始めたかというと,第一に英語が好きなんでしょうね。
海外旅行もよく行きます。
第二に自分が得意だった英語を先生として,教えられないかと思ったからです。
英語の先生になりたい!その動機で,英語の書籍を読むようになり,ご縁があり,通訳の先生と知り合うことができ,先生には私が英語の先生になりたいと思っていることを言っていないのですが,TOEICを受けたいと言ったところ,非常に適切なアドバイスを定期的に頂いています。
英語の先生になるには,少なくともTOEIC700点くらいはないと,生徒も不安に思うのではと考え,TOEICをとりあえず,700点までと思い,今に至っています。なお,中学,高校の英語の先生でも,TOEIC600〜700点程度の方はたくさん,いらっしゃるようなので英語を教えられるレベルにはあるとは思っています。
さて,以下にTOEIC試験の学習方法や試験の注意点を記載します。
よかったら参考にしてください。
2.TOEICのパート別注意点
① Part1 写真描写問題
・事前に写真を見ながら,関連するワードを頭の中に用意しておく。
・前,後ろ,右左等の位置配置を前置詞で表現するなど,問題を予想しておく。
・何人いて,それぞれの人について,この人は何をしているとか,どこにいるとか。
・背景に何があるとか。
② Part2 応答問題
・問題には何も印刷されていないので,ひたすら聞き取るだけ。
・文頭のWhen,Where,How long,Why,What,Who,How manyなどの疑問詞に注意。
・最も大事なことは,問題文が聞き取れなかったら,回答文を聞いても答えられないということ。よって,問題文が理解できなかったら,適当にマークして,次の問題に備えること。
・上記の次の問題に備えることで,次の問題を含めた共倒れは,絶対に回避すること。
③ Part 3 会話問題およびPart 4 説明文問題
・今の私には非常に難易度が高いのですが,会話文が始まる前に,回答の問題文を先読みする。
事前に何が問われているのかを理解しておかないと,会話文の何を聞けば良いかが分からないので,答えようがない。
・問題文はワンパターンなので,慣れれば一瞬で理解できるようになる。ただし,選択肢は情報量が多いので,主語,動詞,あと散りばめられている単語をスキャニングするといったイメージでしょうか。
・次の問題を含めた共倒れにならないよう,迷ったら直感で回答して,次の問題に目を通すことを最も重要視すること。
・ときどき,すぐに回答が分かるものあるので,その場合は音声を待たずして,マーキングして次の問題文の読み込みに移れば良い。
④ Part 1 〜 4 リスニング問題の学習方法
・公式TOEIC Listening & Reading 問題集を使いましょう。似たような問題がでるので,安心感抜群です。また,音声もいつも聞いている声となりますので,試験でも安心して聞けます(聞き取れるか否かは別の問題ですが・・・)。
・問題集は何回やっても新鮮さを感じるので,何度も使えるし,繰り返しが良いと思う。
・音声の文章を見ながらの学習では,音声を聞きながら,問題文を見て,混乱しながら,回答を見つけ出していくといった高度なテクニックが向上しない。
よって,試験のようにマークをしながら,通しでpart1 〜4までを繰り返しやるのが良い。
・復習を兼ねた2回目の模擬試験の丸つけでは,1回目の回答の丸つけ結果を用いると良い。
前回との比較ができ,能力の向上が確認できる。
⑤ Part 5 短文穴埋め問題および Part 6 長文穴埋め問題
・時間配分が重要。600〜700点台の人は,全ての問題を解く必要がないので,日本人が得意な文法をしっかりと得点していく必要がある。
10問/5分のペースで進めていき,Part 6の最後までを30分で仕上げるように時間を意識しながら,回答の速度調整を行う。
⑥ Part 7 読解問題
・文章題は最初から順番にやっていくしかない。一瞬で簡単な問題を発見できるスキルはないので,やってみて単語がわからないものが多かったり,難しく感じるような問題であれば,考え込まず,直感でマーキングして先へ進みましょう。
・文章の塊が1つのもの,2つのもの,3つのものと徐々に読む分量が増加していく。
各自の特性があると思うが,私は1つのものに集中して回答した方が良いようなので,1つのものを順番に回答している。先生が言うには,女性は3つのものを見ながら,ニュアンスや関係性を読み取って,回答するのに優れている傾向があると言っておられました。
⑦ Part 5〜7 リーディング問題の学習方法
・時間をかけて最後まで問いてみる。ある程度のレベルであれば,解けることが分かるから,あとは読むスピードの問題。英語の多読して英語の筋力,スタミナを鍛えるしかない。
・英語の知識+英語のスタミナ(英語の筋肉)を問うのがTOEIC試験。
基礎的なスタミナがないと高得点に結びつかないので,いかに日常的に英語に触れられるかが大切。
・試験前は分かるところを確実に得点できるようテクニックを磨くのが高得点に結びつくが,長期的には,わからないところが分かるようにする積み重ねの努力が必要。
3.試験時の心構え
・試験前に簡単な英語を聞いて,耳を慣らしておき,いきなり聞き取れない等の動揺を回避する。
・マークミスを直す時間がないので,ずれないように常に注意(ずれると動揺する)。
・600〜700台(60〜70%の出来)だと,手応えがなく,できていないと感じるが,得点は伸びているのがTOEICの不思議な点。
よって,試験中は,できないところで落胆・同様するのではなく,できるところ・分かるところを確実に得点に結びつけることに集中する。
1点でも多く,たたき出すためにはどうすれば良いか。最後まで諦めず,1点でもとれないか努力する。
・時間に余裕をもって,事前説明を含めて長丁場なので,トイレを直前に済ませておき, 時間のロスを防止する。
・周りのスピードやページをめくる音,いびき等に負けないメンタルが必要。
どんな状況でも,できるところを確実に得点することを心掛けてください。
・結局,試験は得点を競うゲームで,理解とかもあるが,1点でも多くをもぎ取る心意気が必要。
最後までいかなくて,感でマーキングしても,残り時間があれば,1つでも読んで,正しい回答を選べないかを悪あがきすること。
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