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食神が喜神・用神・忌神となる人の性格

食神が喜神・用神となる人

 

・柔和な性格で,度量も広く明朗闊達,そしてよく喋る話好きな社交家で,他人からの相談事にもよくのるため信望も厚いです。

・利己主義の面が強く他人の気持ちを推し量れないという点がなきにしもあらずです。それにより,思いがけないところで人に迷惑をかけて敵を作ることがあるので,周囲(特に部下,後輩)の人にも気を遣うと良いでしょう。

・頭の切り換えが早く,要領も良いので仕事をすればそつなくこなしていくうえに,口も達者ですから,セールスや営業方面ではかなりの成績をあげるでしょう。

・1つ残念なことには,ここ1番というときの粘りに欠けること。

・元来が遊び好きですから,うさぎとかめのうさぎのように,始めは悠々と進んでいても最後にはチャンスをみすみす逃してしまうことになりかねませんので注意が必要です。

・どっしりと落ち着いた風格を備えていて,人と争うことを嫌います。

・物質面の充実ばかりを追求するのではなく,宗教,芸術,文学にも親しみ,精神的な分野での潤いも求めます。

・特に本命に偏財か正財が1つか2つある時は,記憶力に優れ,頭の回転も早く,アイデアや独特の見方を持ち,ビジネスチャンスを掴みます。

・家庭運にも恵まれています。

・食神星は十個の通変星の中では福星と呼ばれ,衣食住で不自由することは決してありません。よって,一生を通じて大きな苦労もせず,のんびりした人柄となり,女性ならおおらかで温順,世話好きな人となります。

・本命に偏印や印綬が2つ以上あって,偏財か正財が全くないか1つしかなく,しかも月支の食神星以外に食神も傷官もない場合は,食神のもつ福力が減少します。神経質で考えていることをあまり外に出さず,またとにかく自分の世界に籠りがちになります。当然,対人関係も仕事もあまりうまくいかないので,経済面でも貧窮するようになります。

 

 

食神が忌神になる人

 

・食神の欠点が目立つ性格となります。

・口は達者ですが行動が伴わず,その上,忍耐力に欠け何か嫌なことがあるとすぐに逃げ出そうとします。

・また,夢や理想を掲げるのですが,依頼心が強いため,うやむやに終りがち。

・本命に偏印か印綬があれば,やはり感情にムラは目立ちますが,それでも,自分なりの境地を極めて成功することができます。偏印か印綬が巡って来た時も同様です。

・本命に偏印か印綬が少ない(全然ないか1つしかない)場合で,食神または傷官が2つ以上あると,神経質なくらい感性の鋭さが表れてきます。喜怒哀楽が激しく心に隠しごとのできない人となります。時に他人に対して思ったことを口に出して,禍根を招くことがあります。

・劫財と偏財が加わると音楽,美術,舞踏等の方面で才能を伸ばせる人です。美容師,デザイナーといった分野に進んでも成功できます。