図のような2回線送電線で,送電端と受電端の相差角δがδ0の状態でPsなる電力を送電している。
このとき2回線のうち1回線に故障が発生し,相差角がδcになったときに1回線が遮断されて故障が除去された。
この系統が安定を保つためにはδcはどのような値でなければならないかを等面積法を用いて求めよ。
ただし,故障発生前の送電可能電力はPmax,故障発生中の送電可能電力はr1Pmax(0<r1<1),故障除去後の送電可能電力はr2Pmax(0<r2<1)とし,発電機入力はPsで一定とする。
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