電験_配電線No8_配電線建設時の荷重設計の基礎( 1種 送配電−平成4年−問題3)

 

 

 

配電線路の径間が等しい直線部分に,長さ,元口直径及び直径増加係数がそれぞれ14m,0.278m及び1/160である鉄筋コンクリート柱(設計荷重500kg)がある。

 

根入れを2.4mとし,高圧電線ACSR−OE120mm2(直径18.6mm)3条を頂部から0.25m下に架線して施設した場合の限界径間(m)を,甲種風圧荷重について求めよ。

 

ただし,電柱の安全率は2とし,風は線路に対して直角方向から吹いた最悪の状況を想定し,基礎の強度など他の条件は考えないものとする。

 

また,設計荷重とは電柱の頂部より0.25m下の点での許容抵抗モーメントの荷重であり,甲種風圧荷重は,コンクリート柱にあっては80kg/m2(785kN/m2),高圧電線にあっては100kg/m2(980kN/m2)とする。

 

○解答