6.6kV非接地三相3線式架空配電線において,図のような開閉器(開状態)によって分離されている配電線の検相を行った。
検相には,開閉器リード線の外周に円環状の電極を設け,その電極間に発生する電位差を利用する検相器を用いたが,次の場合の検相器電極間に発生する電位差を求めよ。
ただし,円環状電極は内径20mm,長さ100mmでリード線に対して同心円筒状に施設する。
また,この電極の対地静電容量は0.1×10−9 Fであり,空気の誘電率は,8.85×10−12 F/m,配電線が同相の場合の位相差は0とする。
(1)リード線は絶縁電線で,導体の直径10mm,絶縁物の厚さ2mm,絶縁物の比誘電率2.0とし, A,B側ともに線間電圧が6.6kVである場合
(2)(1)においてB側の線間電圧が6.3kVである場合
[参考]
loge (7/5)=0.336, loge (10/7)=0.357
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