電験_送電線No.3_通信線の電磁誘導障害

 

 

 周波数f(Hz)で送電している三相1回線送電線に,1端を接地した通信線が平行して設置されている。以下の問に答えよ。

 

(1) 送電線に1線地絡事故が発生したときに,電磁誘導障害により発生する誘導電圧Vm(V)を表わせ。ただし,この時に送電線に流れる起誘導電流はI0(A),送電線と通信線との相互インダクタンスをM(H/km),送電線と通信線が平行している距離をD(km)とする。

 

(2)(1)で,相互インダクタンスMを5.0mH/km,平行している距離Dを0.5kmとした場合に,誘導起電圧Vmを430V以下にするための,1線地絡事故時の起誘導電流I0の大きさの上限値を求めよ。ただし,周波数は50Hzとする。

 

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○解答