ワーキングメモリを強化する文章題(4日目)_ADHDのライフハックはメモをとれ!

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ASD/ADHDの頭の中は,グチャグチャになりやすい。

 

それはやはりワーキングメモリの不足で,記憶が消えては現れてを繰り返し,考えが深まらないためである。

 

ライフハック的に言えば,ワーキングメモリが小さいならば,強化していくことが長期的な取り組みとなるが,短期的にはそうは言ってはいられない。

 

そう,メモるしかない。会議での発言,ポイントを要約してメモる。この時に,3色ボールペンを使うのが良い。メリットは以下の通り。

 

①筆感が滑らかなので,高速度で筆記できる。

 

②色分けで,必要なものをすぐに判別できるようにできる。例えば,相手の発言の要約は黒,重要な点は,赤で囲む,自分の発言の準備は緑でメモるなど。タイミングを図って,緑で記載された自分の考えを述べていけば良い。最後に,赤で囲んだところを会議のポイントの要約として,全員で共有することもできる。

 

③後日,会議の内容を思い出したい時には,赤で囲んだところをサッと目を通せば,30秒あれば,会議を思い出すことができる。会議が多いとわざわぜ議事録を作らないからね。定型発達はしっかりと会議の内容をキープしていても,我らASD/ADHDは,すっかり忘れていることが多い。工夫して思い出さないとね。

 

あと,もう1つ。

 

考えを深堀したくても,頭の中に前の情報をキープできないから,同じところをぐるぐると回っているだけになってしまいがち。当然,思考が深まらない。

 

同じく,ライフハックはメモをとること。メモは記憶を解放すること。解放されれば,空いたスペースで新しいことを考えられる。メモを見ながらであれば,次のステップが容易に考えられる。

 

これで考えがステップを踏んでいくので,深堀していることになるよね。

 

 

それでは,4日目の問題を記載しますので,よかったら音声教材をご購入くださいね。

 

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1.算数文章題

 

(1)はなさんは分速60mで歩いています。15分歩くと何m進みますか。

 

 

答え:900m

 

(2)じんくんの家で飼っている犬は180mを15秒で走りました。この犬は秒速何mで走ったことになりますか。

 

 

答え:秒速12m

  

(3)定員が40人の電車車両に,お客さんが52人乗っています。お客さんの人数は定員の何%ですか。

 

 

答え:130%

 

(4)りょうくんのクラスの人数は40人です。そのうち,虫歯のある人が18人います。虫歯のある人はクラス全体の何%ですか。

 

 

答え:45%

 

(5)定価1500円のパーカーがあります。そのうち,25%が儲けだそうです。このパーカーの儲けはいくらですか。

 

 

答え:375円

 

(6)さきさんの家の畑の広さは480m2です。まさきさんの家の畑は,さきさんの家の畑よりも20%広いそうです。まさきさんの家の畑は何m2ですか。

 

 

答え:576m2

 

(7)ウリが4個あります。このウリ1個の平均の重さは980gだそうです。ウリ4個の重さは全部で何gですか。

 

 

答え:3920g

 

(8)ミント1個の重さを調べたら,1個平均64gでした。ミント6個の重さは全部で何ですか

 

 

答え:384g

 

(9)ひろとくんの飼っている猫は,144mを8秒で移動しました。この猫は秒速何mで移動しましたか。

 

 

答え:秒速18m

 

(10)子供が20人います。そのうち中学生が14人います。中学生は全体の何%いますか。

 

 

答え:70%

 

2.一口メモ

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 自分はWAIS-Ⅲでは,処理速度が早いが,作動記憶(ワーキングメモリ)が低いという凸凹を持っている。

 

せっかくの素早い処理速度も,焦りが生じると役に立たずスピードがガクンと落ちてしまう。さらに,ワーキングメモリ不足から,パニックになりやすいようだ。

 

凸凹の凸部を活かしたいのだが,そのままでは不安定さがつきまとう。やはり,ワーキングメモリの強化によって,相乗効果が得られると思われる。

 

ということで,ワーキングメモリを強化できるライフハックについて,研究しています。

 

よかったら,他の内容もご覧くださいね。

 

それでは,人間万事塞翁が馬。人生,何事も楽しみましょう!