目次
- Ubuntu,Lubuntuでスキャナーの代わりにスマホカメラを活用
- Adobe Scanをスマホにインストール
- Adobe Scanで紙資料を撮影してメール等で共有
- Ubuntu,Lubuntuで電子化されたデータ確認
1.Ubuntu,Lubuntuでスキャナーの代わりにスマホカメラを活用
こんにちわ。本ブログでは,Ubuntu,Lubuntuの役に立つ使い方を紹介しています。Ubuntu,Lubuntuは,OSを含めた全てのアプリケーションが無料で使えて,かつ,数世代前のPCでもスムーズに動作する非常に優れものです。
旧PCの有効活用で,新PCを購入するまでのつなぎに,小中高生のウェブ活用に,LINE,Skype,動画・音楽のダウンロードと再生やDVD鑑賞に,また,ゲームや私のようなブログ作成に,さらにはプロ顔負けの動画編集に,といろいろと楽しめますので,ぜひ,このブログをご覧になり,Ubuntu,Lubuntuの様々な可能性を感じてください。
さて,本ページではUbuntu,Lubuntuで新聞等の紙資料をスキャンして,電子データ化する方法について紹介します。
現状では,Ubuntu,Lubuntuで使用できるスキャナを見つけられておりません。
ただし,ここで提案する方法は,現在のカメラとOCR(Optical Character Recognition:光学的文字認識)技術を考えれば,スキャナではなく,カメラ画像をPDF化することで,十分ではないかと考えております。
説明する方法を簡単に説明すると,
紙資料 → スマホアプリ Adobe Scanで撮影 → PDF化してメールで共有 → 電子データ化完了
2.Adobe Scanをスマホにインストール
まず,スマホであればGoogle Play ,iphoneであればApple stores から,Adobe Scanを携帯電話にインストールします。
もちろん,標準的な機能であれば無料です。
今回は無料の機能のみの使用です。お好みで有料の機能等をご活用ください。
3.Adobe Scanで紙資料を撮影してメール等で共有
インストールが完了したら,立ち上げて新聞等の写真を撮影してみましょう。
新聞等を撮影すると,必要な範囲を囲むモードになりますので,必要な範囲を囲みます。
その後,右下の続行ボタンを押し,
次の画像があれば撮影すればよし,なければ右下に配置された画像をクリックすると,
右上に”PDFを保存”と記載されたボタンが表示されるので,クリックします。
なお,Adobe Scan はカメラで撮影された画像をOCR技術で文字を判別して,文字と余白の濃淡を調整してくれるので,文字がくっきりと表示されています(↑の画像はカメラ画像,↓の画像はOCR技術で自動調整された画像)。
4.Ubuntu,Lubuntuで電子化されたデータ確認
PDF化されたら,
共有 ー 電子メール ー PCのメールアドレスに送付
の手順で,紙資料が電子データ化できます。
どのようなイメージでPDF化されたかの目安がわかるようPDFファイルを添付します。
いかがでしたか,Ubuntu,Lubuntuはスキャナ機能がないから駄目だなんて言わせません。
単体でスキャナが見つからなければ,スマホを活用すればいい!
そんな提案でした。
よかったら,活用してみてください。
それでは,人間万事塞翁が馬。今日も1日,楽しみましょう!
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